スイングダンスに持参するものとは?

スイングダンスに持参するものとは?

初めてスイングダンスのレッスンやパーティーに参加される方から、「持ち物が分かりません」「どんなものを持っていけば良いですか?」とご質問があります。これはダンスパーティーですから、動きやすくTPOに合ったおしゃれをして、お好きなものを持ってお出かけすれば良い、というのは他のダンスのパーティーと変わりはありません。

でも、よりスイングダンスを楽しむためにはいくつか「持っていくと良いもの」がありますから、ここでご案内していきます。

清潔感を維持することはとても大切!

スイングダンスはスイングジャズに合わせて踊るダンスです。
曲によってリズム(音の強弱、長さ、音程、音色)やテンポ(速さ)も違い、けっこうな運動となります。異性と手を取り合ってのダンスでどきどきすることもあいまって、たくさん汗をかくことがあるかもしれません。日頃運動不足だという方はなおさらです。

汗でずぶ濡れの服を着たまま踊り続けるのは、あまり好まれることではありませんね。
相手あってのペアダンス、清潔感は相手に良い印象を与えます。

特に初心者の方はハンカチやタオル、着替えのシャツを複数枚用意するなどし参加されることをおすすめします。
またダンスレッスンやダンスワークショップでは大量の汗をかくので、飲み物やエネルギー補給の軽食、ボディケア用品などを持参するとなお良いでしょう。

ダンスフロアのマナーについてはこちら

スイングダンスパーティーに持っていきたいもの

日頃の練習の成果を思う存分に発揮するのがダンスパーティです。
ダンスパーティは個人が主催する地域の小さな規模から、行政や都市ぐるみで行うフェスティバルまで大小様々な規模があります。アメリカやヨーロッパではダンスパーティとあわせて大会競技(コンペティション)を開催し、技術を競ったりするものもあります。

スイングダンスはスイングジャズにあわせて自由に踊ることが醍醐味ですが、パーティではドレスアップすることも楽しみのひとつです。パーティによってはドレスコードが設定されることもありますので、ダンスとともにファッションにも目をむけるとさらなる楽しみをみつけられるかもしれませんね。

女性ではやはり激しいダンスでお化粧がくずれることもあるかもしれません。化粧室で直せるように、持ち運び用のメイクボックスがあると良いでしょう。

またイベントによってはクロークがない場合もありますから、あまり大きな荷物を席に置いておくのは心配です。くれぐれもご自身の荷物の管理にはご注意ください。

レッスンに持参したいもの

室内用ダンスシューズ、シャツ2-3枚(着替え用含む)、ハンカチ、タオル、マウスウォッシュ、ボディケア用品(リフレッシュシート、制汗スプレー、パウダー等)、保温用フリースやパーカー等の予備衣類、飲料水(水、スポーツドリンク系)、軽食(おにぎり、バナナ、サンドイッチ等)

これらを大きめのトートバッグやボストンバッグに収納すると便利です。

※ソーシャルダンスのイベントやパーティでは、主催者や会場の規約により飲食物の持ち込みができない場合もあるので、イベント毎の案内をよく読んでから参加しましょう。
またダンスシーンを健全に持続させる上でも、会場内の飲食ブースをできるだけ利用するようにしましょう。

●スイングダンスに適したシューズ

スイングダンスは発生させた運動エネルギーを利用し、それを変換して次の動作に繋げることでスムースかつダイナミックに、そして省エネルギーでダンスが踊れるようになります。
運動エネルギーは足の裏で地面を蹴ることから始まります。その力の伝達をサポートするのがシューズの役割です。
シューズは床の材質との相性によってグリップ力が異なるため、常にラバーソールのスニーカー(高グリップ)とレザーソール(低グリップ)の2足を用意し、フロアコンディションにあわせて選ぶと良いでしょう。

スイングダンスはリズムやテンポに同調するようにステップが変化するため、体全体、特に足首、膝や腰に大きな負担がかかります。体への負担の蓄積は怪我にもつながりかねないことから、ダンスシューズ選びは慎重におこないたいものですね。

木質のダンスフロアでは、革を使ったソールが滑りやすく、なめらかなダンスに適していると言われますが、初心者があまり滑りやすい靴をはくと滑って転んでしまうこともありますからお気をつけください。滑りにくいようにするならゴム底の靴をご用意いただくと良いでしょう。

●床(ダンスフロア)について

室内のダンスホールやダンススタジオでは、ムク材や白樺などダンスに適した「木材」の床が用意されてますが、ライブハウスや時には野外の路上など、木材以外の硬い材質(コンクリート等)の上で踊る場合もあります。

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●どこでシューズを購入できるの?

もちろん靴店の店頭やインターネットで購入することができますが、本格的なダンスシューズとなると外国製が多く、個人輸入が必要な場合もあります。